福井北インターの近くの広大な土地で、2005年からブルーベリーを栽培している農家さんがいらっしゃいます。
そこでは毎年、期間限定で摘み取り体験をおこなっています。
高貴な紫色をした、小さくてかわいいブルーベリーを、お腹いっぱい食べてみたい。
そんな夢を叶えるべく、「まやまさんちのブルーベリー」で摘み取り体験をしてきました。
駐車場は、建物の横に2台分あります。
ブルーベリーの木々は続くよ、どこまでも
8600平米の農園では、何十種類ものブルーベリーが育てられています。
8600平米と言われてもピンときませんが、縦横100メートル弱と言われると、その広さが想像できます。
青いネットの下は全部ブルーベリーで、遠くまで続いているのが見えます。
前のお客さんがたくさん摘んでも、全く心配ありませんね。
収穫された実は5キロ!
選別して加工され、果汁やコンポートになります。
県内の直売所などで買うことができます。
農園の敷地には、お花などのプランターもあり、緑があふれる場所でした。
植物の名前を教えていただいたり、ポポーというめずらしい果物の木も見せていただいたりしました。
ブルーベリー狩り当日までの流れ
摘み取り体験ができる期間は、毎年だいたい6月中旬から8月の上旬までの約1ヶ月半です。
今年、2024年は6月15日から始まりました。
終了の予定は8月1日と発表されていますが、自然が相手なので変更があるかもしれません。
7月下旬になると積み取れる実が少なくなってくるらしいので、可能なら早めの時期がお勧めとのことです。
予約は、前日に電話でさせていただきました。
摘み取り体験ができる期間、福井県はちょうど梅雨で、天気がコロコロ変わります。
当日に雨が降る心配がありますが、延期などの対応をしてくれるそうで、安心しました。
雨でも、摘み取り体験をすることは可能とのことです。
梅雨明けを待てば天気の心配はないですが、そうなると7月下旬になってしまう可能性もなきにしもあらずです。
ここはやはり、食べ頃の実が選び放題の、7月上旬に訪れることにしました。
電話予約の他に、じゃらんのネット予約もできます。
その場合は、じゃらんの規約に従うことになるので、ご注意ください。
料金は中学生以上が1,800円、小学生が1,200円、小学生以下は無料で、1時間の食べ放題です。
さらに持ち帰り用のパックをいただけるので、たくさん詰めて帰りましょう。
何粒食べることができるでしょうか
当日は青空ではないものの、ありがたいことに雨ではありませんでした。
気温は30度超えで、とにかく蒸し暑い。
真夏と違って、太陽がカンカン照りではないのが救いです。
紫外線対策と、ネッククーラーで暑さ対策、冷たい飲み物を持っていざ出発です。
料金は前払いです。
この時に持ち帰り用のパックをいただけます。
農園は広くて途方もないですが、食べ頃の実がなっている場所まで案内していただきました。
教えていただいた目利きで選んだ実は、手前に軽くひねるだけでポロッと摘み取ることができました。
太陽を浴びて育った実はとてもおいしくて、普段食べている冷やした物よりも、より強い甘味を感じます。
初めて見た、500円玉大の実。
とっても甘くてジューシーです。
目にもあざやかで、きれいな2色。
何粒食べたか数えていましたが、100を超えたらいつの間にか忘れていました。
200は超えていないと思います。
時間も残り少なくなってきたので、そろそろパックに詰める実を摘んでいきます。
さっきまではおいしそうな実を求めて、木々の間を歩き回っていましたが、この時間は効率よくいきたいと思います。
1本にたくさん実っている木を見つけて、摘み取りに集中します。
余計な隙間ができないように、なるべく小ぶりな実を選び、145グラム詰めることができました。
実を選んだり景色を楽しんだりしていると、1時間はあっという間でした。
おなかいっぱいとはいきませんでしたが、大好きなブルーベリーと1時間も向き合うというのは、普段はできないぜいたくなひとときだったので大満足です。
ブルーベリーの木は葉っぱが小さいですし、低い位置にも熟した実がなっているので、小さいお子さんでも摘み取りやすい果物だと思います。
老若男女が楽しめる、おいしくて目にもいいレジャー、ぜひ体験しに来てください。
まやまさんちのブルーベリー
住所:福井県福井市間山町2丁目12-3
アクセス:えちぜん鉄道勝山永平寺線「東藤島駅」から徒歩約13分、車で約3分
TEL:090-2125-9877
営業時間:9:00-15:00
6月中旬から8月上旬の月曜から日曜
生育状況などによって変更あり